高齢ペットと漢方薬(臓器の変化)

高齢ペットと漢方薬(臓器の変化)

高齢化に伴う諸臓器の変化

神経系

大脳の萎縮(神経細胞の脱落、脱髄現象)、リポフスチン沈着、神経軸索ジストロフィー、アミロイド沈着

聴覚

(老人性難聴)、視覚(白内障、老眼) 平衡感覚の鈍化、味覚、嗅覚

運動能力

筋力の低下、反射性反応の低下、嚥下障害

循環器系

心筋収縮力の減弱、心拍出量の低下

呼吸器系 

換気機能の低下、肺活量の低下、残気量の増加、老人性肺気腫

消化器系

消化管粘膜の萎縮、蠕動運動の低下、酸分泌量の低下

腎、排泄系

糸球体濾過率低下、血液量減少

代謝系 

耐糖能の異常、コレステロール・中性脂肪の増加 

免疫系

胸腺の萎縮、免疫機能の異常、T細胞機能の低下、B細胞機能は維持

漢方薬の分類

瀉剤

発汗剤:桂枝湯、葛根湯、小青竜湯
駆於血剤:桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、桃核承気湯
瀉下剤:大黄甘草湯、桃核承気湯、大承気湯
利水剤:五苓散、猪苓湯、防巳黄耆湯
清熱剤:黄蓮解毒湯、白虎加人参湯

和剤

柴胡を含む処方小柴胡湯、柴胡桂枝湯

補剤

機能賦活(消化機能、免疫機能、呼吸機能、腎機能の賦活)

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認知症、アルツハイマー病、脳血管障害に、光明、最先端科学で、実証された、漢方薬の効果が明かされる。

「脳を守る漢方薬」

エビデンスの解説、紹介
医学博士 大山博行

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