「目は心の鏡(孟子)」と言われます。
目を見ることで心身の状況を予測し、東洋医学(漢方薬、鍼灸)診断・治療の助けにすることができます。
輝き潤う目は健康を表し、輝き少なく動き緩慢(かんまん=ゆるい)病が疑われる。
ストレス状態で白目が変化する。
中心部・瞳孔は腎、瞳孔の周囲は肝
白目は肺、両端の血管は心
脾(胃)
輝き潤う目は健康を表し、輝き少なく動き緩慢なら重病が疑われる。
具体的には、「凝視(上方)は肝風内動」
「白目充血・目やに、は風熱が心火(+肝火)」
「白目淡白は気血両虚」
「角膜膨張し痛むは肝火」
「白目の黄疸は温熱(稀に寒湿)」
「目周辺のどす黒さは腎虚か血於」
「眼窩陥没は津液の虚、腫れは水腫」など。
目全体は肝に属すと理解され、スマホ・PCで目の酷使が続けば、肝機能の低下を招く。
弁証
肝気滞(肝気鬱結)
不快症状
憂うつ感・怒りやすい、腹部膨満感・おならやげっぷが多い・胸脇部苦満・下痢と便秘を繰り返す、
熱感・顔全体が赤い・冷飲食物を好む、女性は生理前症候群(生理前の胸の張りや痛み)・生理不順(周期遅~早)
治療処方
柴胡疏肝湯、加味逍遥散、大柴胡湯(頓服使用)
※軽度なら香附子(香蘇散)
※お子様の白目は、青色を帯びる事があるが、これは成長過程の変化で、ストレス状況ではない。
弁証
心火旺
不快症状
不眠(朝まで寝られない)・夢をよく見る、気持ちのあせり・狂躁状態、さらに強い熱感、舌炎
治療処方
黄連解毒湯、三黄瀉心湯(便秘がち/頓服使用)
※柴胡疏肝湯との併用を
虹彩とは中心部・瞳孔を除いた黒目部分のことをいいます。
慈悲心・同情心が強く、涙もろい。心優しさゆえ、決断が遅れる時がある。
優雅であり、高尚なものを好む
卑しい世界に流されない実務家、活動的な良さを持つ
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