月経のいろいろな異常(2)

月経のいろいろな異常(2)

月に1回くる月経、この月経が順調でないと、女性の体は調子がわるくなる。
つまり月経についての、様々な症状・異常を知れば、不調になったときの不安が早く解消できる。

原発性無月経

下垂体性無月経

脳下垂体に腫瘍ができたいたり、機能が低下していることが原因です。機能低下の場合→調合漢方薬を服用。
卵巣が正常であれば、卵胞刺激ホルモンを与えると月経が起こる。

視床下部性原発性無月経

月経をおこさせる視床下部に異常があると無月経になる。
心因性無月経と同じような要素が原因でおこる。→調合漢方薬を服用。

卵巣性無月経

卵巣形成不全や先天的・後天的な卵巣機能の低下により、卵巣からホルモンが分泌されない。

子宮性無月経

生まれつき子宮がない、発育が不十分なことが原因(性器形成不全や性器の奇形)。発育不十分な場合→調合漢方薬を服用。

仮性無月経

ホルモン分泌に異常がなく月経はおこっているが、子宮頚管や膣、処女膜の閉鎖が原因で、うまく流出せず月経血が貯まっている。

その他

染色体異常(ターナー症候群)、副腎皮質からの男性ホルモンの過剰な分泌のための男性化による無月経がある。

皆様にアドバイス

月経は病気ではなく、健康な女性なら誰にでもおこる生理状態です。
しかし、それにも個人差があり、月経にともなう症状にも軽いものから心配のあるものまでさまざまですから、自分自身のからだのチェックをしておくようにしましょう。
年齢によっても月経は変化していくものですから、常に対応できるように心がけが必要です。 
心配な場合は、ご相談ください。

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