白虎加人参湯(びゃくこかにんじんとう)
中間証(体力中等度の人)
口渇、ほてりが目標で、急性症の場合は、激しい口渇と発汗、ほてりなどがあり高熱を発しているもの。
慢性症の場合は、口渇、のぼせ、局所的灼熱感、発疹、かゆみなどがあり、尿量増加などを伴うことがある。
熱感の激しいもの、糖尿病、血糖値の高い人、暑気あたり、日射病、流感、肺炎、腎炎、尿毒症、夜尿症、皮膚炎、じんま疹、湿疹など。
石膏15.0、粳米8.0、知母5.0、甘草2.0、人参3.0
白虎湯に人参を加えたもので、白虎湯証で高熱のため、体液を消耗して、口渇のはなはだしいものに用いる。
気血水: 気水が主体の気血水。
六病位: 陽明病。
脈・舌: 脈は大で、無力。舌質は紅で乾燥、舌苔は黄。
口渇、ほてりが目標で、急性症の場合は、激しい口渇と発汗、ほてりなどがあり高熱を発しているもの。
慢性症の場合は、口渇、のぼせ、局所的灼熱感、発疹、かゆみなどがあり、尿量増加などを伴うことがある。
熱感の激しいもの、暑気あたり、日射病、流感、肺炎、糖尿病、腎炎、尿毒症、夜尿症、皮膚炎、じんま疹、湿疹など。
「桂枝湯を服し、大いに汗出でて後、大煩渇解せず、脈洪大のものは、白虎加人参湯これを主る」
「傷寒、もしくは吐し、もしくは下して後、七八日解せず、熱結し裏に在り、表裏ともに熱し、時時悪風し、大いに渇し、舌上乾燥して煩し、水数升を飲まんと欲するものは、白虎加人参湯これを主る」
「傷寒、大熱なく、口燥き渇し、心煩し、背微悪寒のものは、白虎加人参湯これを主る」
「もし渇し水を飲まんと欲し、口乾き舌燥くものは、白虎加人参湯これを主る」
すなわち、裏熱熾盛で傷津が生じ「大煩渇」「大いに渇す」「舌上乾燥して煩し、水数升を飲まんと欲す」「口燥き渇す」「脈洪大」などを呈するときに、益気生津の人参で気津を双補する。
「太陽の中熱は、これなり、汗出で悪寒し、身熱して渇す、白虎加人参湯これを主る」
「渇して水を飲まんと欲し、口舌乾燥するは、白虎加人参湯これを主る」
日射病・熱射病および熱病で、汗が出て口渇がつよく、気津両傷を呈するときに用いる。
1)流感・チフス・肺炎・脳炎脳膜炎等で、高熱煩渇するもの。
2)日射病・熱射病で、高熱、煩渇、脳症等を起したもの。
3)脳出血で、発熱、煩渇、煩燥、譫妄等を起し脈大のもの。
4)糖尿病・バセドゥ氏病で、煩渇、或は煩燥、脈大のもの。
5)皮膚炎・じんま疹・湿疹・ストロフルス・乾癖等でかゆみが劇しく、患部は赤味が強く乾燥性で、煩渇するもの。
6)胆嚢炎で高熱煩渇するもの。
7)腎臓炎・尿毒症で高熱煩渇、或は煩燥、脳症あるもの。
8)夜尿症で脈大、煩渇するもの。
9)虹彩毛様体炎・角膜炎等で、充血、発赤、熱感等が強く煩渇するもの。
10)歯槽膿漏で糖尿を伴い、煩渇するものを治した例がある。
11)嗅覚なきものを治した例がある。
12)骨盤腹膜炎で、高熱、煩渇、自汗するものを治した例がある。
13)小児麻痺で渇するものを治した例がある。
14)腰部神経痛で、渇舌、乾燥するものを治した例がある。
15)感冒後言語障害、内熱煩渇を治した(加藤勝美氏)。
龍野一雄著『新撰類緊方』増補改訂版より
明らかな表証がある場合には用いない。(浅田宗伯)
白虎湯証の熱によって津液枯渇したものに対して、人参をもって滋潤するのである。(龍野一雄)
のどの渇きとほてりのあるもの。
気分熱盛(陽明病経証)。すなわち、息切れ、無力感、疲労感など気虚の症候を伴うもの。
舌質は紅で乾燥、舌苔は黄。脈は大で、無力。
石膏15、知母5、甘草2、人参1.5、粳米8。(単位g)
清熱瀉火・生津止渇・補気。
大山漢方堂薬局の「白虎加人参湯(煎じ薬・エキス剤)」は、熱感の激しいもの、糖尿病、血糖値の高い人によく効きます。
また、暑気あたり、日射病、流感、肺炎、腎炎、尿毒症、夜尿症、皮膚炎、じんま疹、湿疹などにも効きます。
咳、ぜんそく、呼吸困難、精神不安、抑うつ状態、時に動悸、めまい、嘔気などがある人に、よく効きます。
さらに、激しい口渇と発汗、ほてりなどがあり高熱を発している人に、よく効きます。
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