虚弱児によい漢方薬

虚弱児によい漢方薬

虚弱体質の例

虚弱体質で、抵抗力がなく、風邪を引きやすい幼稚園児B子ちゃん。

B子ちゃんは、色白でおとなしい子です。
お母さんの話では「風邪を引きやすく一度引くとなかなか治らない。幼稚園を休みがち」と言います。
運動が不得意で、少し動くと「疲れた」と休んでしまうし、食も細く腹痛、下痢を起こしやすいということでした。

身長、体重は普通。
みぞおちの辺りを指先でたたくと水の音がしました。
これは胃下垂で胃に胃液がたまっている状態で、虚弱体質の典型的な特徴です。
そこで、虚弱で疲れやすい人の体質改善に用いる、補中益気湯を飲んでもらいました。
すると「食欲が出て三ヶ月ほどで元気になり、風邪も引かず、疲れたと言わなくなった」と、お母さんが喜んでくれました。
その後、約一年間飲み続けたところ、幼稚園も休まなくなり活発な子になりました。

虚弱な人の体力を補う薬を漢方では補剤と呼びますが、補中益気湯は、その代表です。
ただし、単純な疲労回復剤ではなく、体質を無視して飲むと、のぼせたり、血圧が上がったりするので、その点注意しなければなりません。
虚弱な子供は疲れやすいばかりか、すぐに風邪を引きやすく、一度引くと、ひどく悪化したり長引いたりしやすいので、家族は大変苦労します。
漢方ではこうした虚弱体質を虚証と呼びます。
虚証の人は筋肉が軟弱で、胃腸も弱く、胃下垂の人が多くいます。
こうした人には漢方薬が向いているといわれます。

漢方薬は現在、慢性肝炎、慢性腎炎、気管支炎、アトピー性皮膚炎など、慢性で治りにくい病気や西洋医薬が効かない人に用いられています。
しかし、案外知られていないのが、虚弱児の体質改善に漢方薬が役立つことです。


虚弱児の患者さんに用いる漢方薬として、補中益気湯をご紹介しましたが、その他、体質・症状に合わせて多くの漢方薬が使われています。
漢方薬に、お迷いの場合は、お気軽に、大山漢方堂薬局に、お電話ください!

「補中益気湯」

効能・効果

消化機能が衰え、四肢けん怠感著しい虚弱体質者の次の諸症:
夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔(じ)、多汗症

組織(含まれる生薬)

オウギ、ソウジュツ、ニンジン、トウキ、サイコ、タイソウ、チンピ、カンゾウ、ショウマ、ショウキョウ

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