更年期の女性と漢方薬(3)

更年期の女性と漢方薬(3)

よくある質問

大山漢方堂薬局さんに質問します。

①更年期障害は、いつから始まりますか?

お答えします。
40代半ば(45歳前後)になって、生理の間隔が短くなるなど周期や日数、出血量の変化を感じたら、そろそろ更年期に入ったサインです。
女性の多くは、50歳前後で生理(月経)が止まる「閉経」を迎え、この閉経をはさんだ前後5年の約10年間(個人差は、ありますが、おおよそ45~55歳くらい)を「更年期」と呼んでいます。

②更年期障害の症状を教えてください。

お答えします。
代表的な症状には、女性ホルモン(エストロゲン)の減少にともなって起こる「ホットフラッシュ」があります。
急に顔がほてって汗が出たり、のぼせたり、どうきがしたりする症状です。
その他にも、肩こり・腰痛、手足や腰の冷え、疲れやすい、イライラする、頭痛、不眠、めまいなど、さまざまな不調が現れます。
更年期は、女性なら誰しも通る道ですが、ほとんど不調を感じずに過ごす人もいます。
更年期症状は、性格やストレスなど精神的なものや、子育てから手が離れる、親の介護といった環境にも左右されやすいため、人によって重かったり軽かったり、自覚がなかったりもします。
また、いくつもの症状が重なって現れる、日によって違う症状が現れるという特徴があります。

③更年期には、「うつ病」になりやすいですか?

お答えします。
すぐに落ち込む、沈んだ気分が続く、仕事や家事に集中できない、やけに涙もろい、人間関係がおっくうになった、将来のことを考えると不安で眠れない、など、確かに、更年期には、心の不調に悩む人も多いです。
更年期は、エストロゲンの減少や変動によって自律神経が乱れ、心も不安定になります。
そのうえ、子どもの自立、親の介護、職場での役割変化など、家庭でも仕事でもストレスを受けやすい時期です。
抱え込むストレスが大きかったり、まじめで完璧主義などストレスをためやすい性格の人だと、不安が強くなったり、眠れなくなるなど、症状を強く感じることもあります。
そんな時は、自分なりのストレスの発散法を見つけたり、リラックスする方法を試してみるとよいでしょう。
それでも気分の落ち込みや不安などの症状がつらいときは、がまんせずに、「心の健康相談室」 ヘルスサイエンス佐野(大山漢方堂薬局附属 TEL: 0283-22-1607)に、ご相談ください。
大山先生に、話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることもあります。
また、更年期の症状のように見えて、うつ病など心の病気がひそんでいる場合もありますから、心理臨床カウンセリング、お早めに専門家にご相談ください。

④20歳、30歳代でも、更年期になることはありますか?

一般的に更年期は、45歳から55歳とされていますが、20代や30代に、まるで更年期障害のような不調が起こる人が増えています。
これを、「若年性更年期障害」と呼ぶこともあります。
原因の多くは、ストレスや無理なダイエット、不規則な生活などにより、自律神経のバランスが乱れてしまうことからきています。 
卵巣機能の不調を伴うことがありますが、更年期の症状のように、卵巣機能そのものの低下によるものとは違います。
主な症状としては、生理不順、急に顔がほてって汗が出る、ホットフラッシュ、めまい、立ちくらみ、疲れ、イライラ、頭が痛い、頭が重い、手足の冷えなどがあります。
まだ更年期の年齢ではないのに、このような症状が気になるときは、日常生活を振り返ってみましょう。
合わせて、ストレスの解消法を見つけたり、それでも改善されない場合には、1人悩まず、早めに専門家にご相談ください。 
大山漢方堂薬局 TEL: 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)
まれに、20~30歳代に、卵巣機能の低下によって起こる疾患もありますので、注意が必要です。

⑤男性にも更年期は、ありますか?

お答えします。
かつては女性だけのものとされてきた更年期ですが、最近では、よく 「男性更年期障害」 という言葉を耳にします。
女性の更年期障害とは、しくみが異なることから、正式には、「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」 といわれています。
男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が40代後半ぐらいから減少していくことによって、性欲減退ややる気が出ないなど、さまざまな不調が起こります。
女性のように急激なホルモンの減少ではなく、40〜60代にかけての、ゆるやかな減少です。
女性と比べて自覚症状がほとんどないという人が多いといわれています。
症状がつらい場合には、ひとりで抱えこまず、早めに専門家にご相談ください。
大山漢方堂薬局 TEL: 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)

⑥更年期に、気をつけたいことを、教えてください。

お答えします。
更年期の症状は、バランスのとれた食事や適度な運動、ストレス対策、睡眠や休養などで、ある程度軽減することができます。
日々の生活習慣を整え、ストレスをひとりで抱え込まず、自分に合ったリラックス法を見つけ、できるだけゆったりとした気持ちで過ごすようにしましょう。
それでも症状が改善しない場合や、気になることがあるときは、ひとりで抱えこまず、早めに専門家にご相談ください。
更年期障害に効果的な、東洋医学(漢方薬・鍼灸)が、お勧めです。
大山漢方堂薬局 TEL: 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)

⑦大山漢方堂薬局さんの更年期によい漢方薬は、どのような特徴がありますか?

大山漢方堂薬局の厳選漢方薬及び調合漢方薬の特徴は、患者さんの症状・体質に合わせて、漢方薬の構成生薬に、必要な生薬を加味したり、加減したりして、より効果を上げていることです。
大山漢方堂薬局で、一番多く用いる漢方薬は、「加味連珠飲加減方」と呼ばれる漢方薬です。
構成生薬の中には、血のめぐり(血行、血流)を良くして身体を温めたり、水分代謝や乱れた自律神経の働きを整えたりすることで、身体全体のホルモン、自律神経、代謝、免疫のバランスを良くし正常化させて、更年期障害、めまい、立ちくらみ、どうき、息切れ、貧血を改善します。
大山漢方堂薬局の、この漢方薬は、漢方処方「連珠飲」に由来した漢方薬で、江戸時代に日本で考案された処方で、「四物湯」と「苓桂朮甘湯」の2つの処方の合方と呼べるものです。
四物湯」は血のめぐりを良くしてからだを温めます。
苓桂朮甘湯」は、水分代謝や乱れた自律神経の働きを整えます。
ですから、これらを組み合わせた「連珠飲」は、ほてり、のぼせ、冷え症、疲労倦怠感など、複数の症状が一度に現れたり、日によって症状が変化したりする更年期障害に適しています。

また、大山漢方堂薬局の厳選漢方薬、調合漢方薬の魅力の一つは、どの生薬をどの割合で配合するかについて、昔からの経験に基づいて決められているというところです。
漢方処方の多くは、2種類以上の生薬をブレンドした処方で効果を発揮しますが、長い年月をかけて幾通りもの生薬の組み合わせが試された結果、最も良い組み合わせとして受け継がれたものが現在の大山漢方堂薬局の厳選漢方薬、調合漢方薬となっています。
つまり、生薬の最適なブレンドを追及したものが大山漢方堂薬局の漢方薬なのです。
大山漢方堂薬局の厳選漢方薬及び調合漢方薬、「加味連珠飲加減方」は、江戸時代に考案されてから多くの人に使われて、更年期障害をはじめとする症状に役立てられてきました。
漢方医学には、合方という考え方がありますが、合方とは一定の原則に従って2種類以上の漢方処方を組み合わせることで、複雑な症状に対応できるような漢方薬になる。
という考え方で、すなわち更年期障害のような複雑な症状には、この合方を用いた漢方薬が一番よいのです。
大山漢方堂薬局の更年期障害に用いる厳選漢方薬及び調合漢方薬は、血のめぐり(血行、血流)を良くして体を温めたり、水分代謝や乱れた自律神経のはたらきを整えたりして、体全体のバランスを良くすることで効いていきますが、「顔がほてるのに、手足が冷える」といった更年期に特徴的な症状に対して、例えば、お湯をかき混ぜて温度の偏りを適温にするように、体全体を、血のめぐり、水分代謝、自律神経の乱れを、適正に整えていくのが大山漢方堂薬局の厳選漢方薬、調合漢方薬の働きというわけです。

現代のお風呂は、循環式でいつでも温かいお湯ですが、昔のお風呂は「さぁ、入ろう」と思ったときに、上が熱く、下が冷たいということがありました。
そんな時、私たちは、お湯をよくかき混ぜてちょうどいい温度にしていました。
このように更年期の冷えやのぼせも、お湯をかき混ぜるように、漢方薬が体全体のバランスを整えるはたらきをしているのです。
大山漢方堂薬局の厳選漢方薬及び調合漢方薬は、更年期障害以外にもめまい、立ちくらみ、どうき、息切れ、貧血の効能があります。
更年期障害でなくてもこれらの症状がある場合には効果を期待できます。

 

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