板藍根(ばんらんこん)

板藍根(ばんらんこん)

風邪やインフルエンザの予防に

板藍根(ばんらんこん)

板藍根は、風邪やインフルエンザの予防によいです。
また、風邪やインフルエンザにかかった時の熱症状や、のどの痛みなどにお茶代わりに飲むとよいです。

袁先生の板藍根のお話 「インフルエンザ・扁桃腺炎によい板藍根」

抗ウイルス作用がある生薬のなかで、もっとも注目を浴びているものに板藍根があります。
中国では、インフルエンザや扁桃腺炎、耳下腺炎(おたふくかぜ)、帯状疱疹、肝炎などのウイルスが原因となる疾患の治療に欠かせない生薬として重宝されています。
よく使われているのは、手軽に飲める砂糖が入った甘い味のエキス剤で、A型肝炎が大流行した時やSARS騒動の時には予防と治療に大活躍しました。
最近、日本でもエキスタイプで飲みやすい板藍根の商品が入手できるようになりました。
冬といえば受験シーズン本番、肝心なときのための風邪やインフルエンザの予防や治療にうまく利用してみましょう。
中国の小学校では登校する生徒の咽に板藍根の煎じ液をスプレーするなど広く用いられています。
また、扁桃腺炎を繰り返す子供にも良い効果を上げています。

袁 世華(中国・長春中医薬大学教授)

板藍根の使い方

中国では、風邪やインフルエンザの予防や、発熱やのどの痛みなどの症状に、煎じ液をお茶代わりに飲むなどの方法で、広く利用されています。
また、煎じ液でうがいをすることもウイルスや細菌の感染予防に役立ちます。

こんなときには板藍根

「よく扁桃腺が腫れて高熱を出すお子様」
急性の場合はもちろん、何度も繰り返す扁桃腺炎でお困りのときに!

「風邪をひきやすい、インフルエンザの流行時の予防に!」
風邪かなと思ったときや、受験シーズンなどで風邪をひいてはいられないときに!

「のどに違和感がある」
のどからくる風邪や、急性咽頭炎などでのどの痛みや腫れがひどいときに!

「口内炎ができやすい」
口内炎や口のまわりの水疱(ヘルペス)ができやすい方や、なかなか治らないときに!

「にきびが化膿しそうなとき」
ニキビや吹き出物が大きく膨れたり、化膿して痛くなりがちな方に!

「お腹を壊しやすい」
細菌性の急な下痢のときやお腹を壊しやすい方に!

バンラン根、ご服用上のご注意

高熱などの症状があるお子様の場合、必ず医師や薬剤師のアドバイスを受けた上でご使用ください。

板藍根(ばんらんこん)とは

板藍根は、日本ではあまり知られていませんが、中国では冬の季節にはなじみの深い生薬です。
風邪やインフルエンザにかかった時の熱症状や、のどの痛みなどにお茶代わりに飲むなどの方法で広く利用されています。

生薬とは、からだに有用な植物、鉱物などをそのまま乾燥したり、または簡単な処理をしたものです。漢方薬などの原料としても利用されます。

または簡単な処理をしたものです。漢方薬などの原料としても利用されます。
中国ではこれ以外にもキツネノマゴ科の植物リュウキュウアイ(別名:馬藍)の根や根茎も用います。

少し難しくなりますが東洋医学では、板藍根は≪清熱解毒≫≪涼血利咽≫の薬能をもつ生薬とされています。
≪清熱解毒≫とは、細菌やウイルスによる感染や炎症に伴う発熱、腫脹、疼痛などを抑える働き、≪涼血利咽≫とは、のぼせや発赤、紅班、鼻血、充血などの症状やのどの症状を抑える働きを意味します。
これらの作用は、現代医学的な基礎研究の結果からも裏付けられています。

板藍根の主な働き

培養細胞などを使用した基礎研究において、次のような作用が認められています。

抗ウイルス作用:ウイルス感染や体内での増殖を抑える働き。

抗菌作用:細菌感染や体内での増殖を抑える働き。

免疫増強作用:からだの免疫力を強くする働き。

解熱消炎作用:熱を下げる働きを痛みや腫れなどの症状(炎症)を抑える働き。

板藍根の藍

板藍根の原料となる植物は、インジカンという成分を含み、発酵や空気酸化などの処理によって藍色のインディゴとなることから、藍染の染料植物としても利用されてきました。
板藍根の藍の名前の由来はここにあると思われます
日本では、北海道にハマタイセイがあり、アイヌ民族が染料に利用していました。
その他に、タデ科のアイ、マメ科のキアイ、トウダイグサ科のヤマアイなどの植物も藍染に用いられています。

板藍根の使い方

中国では、風邪やインフルエンザの予防や、発熱やのどの痛みなどの症状に、煎じ液をお茶代わりに飲むなどの方法で、広く利用されています。
また、煎じ液でうがいをすることもウイルスや細菌の感染予防に役立ちます。

板藍根の安全性

中国では、安全な生薬として幅広い年代層に使用されています。
また、日本でも食品として流通しはじめましたが、重篤な副作用は報告されていません。
ただし、体質や体調によってまれに体に合わない場合がありますので、その場合は服用を中止し、医師、薬剤師に相談されるといいでしょう。

 

 

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