自宅で出来るツボ・マッサージ療法(2)

自宅で出来るツボ・マッサージ療法(2)

便秘の家庭療法

適度な運動と規則正しい食生活はもちろん、ふだんからよくおなかや腰をもんでおくのもよい方法です。
就寝前に自分であお向けに寝ておなかをもめば、翌朝、健康なお通じが期待できます。
また、洋式便座を使用しているときには、排便しながらおなかをさすったり、腰の後ろ側を押したりしていると、楽に排便ができるようになります。
便秘がちの人は、便意を感じたらなるべく我慢せず、トイレに行きましょう。
毎日時間を決めて、習慣的にトイレに行きましょう。毎日時間を決めて、習慣的にトイレに腰かけるのも、お通じをよくするコツです。

フケ・かゆみを防ぐには

頭皮の清潔を保つことが最も大切です。
しかしどんなにシャンプーをこまめにしても、フケが出てしまうことはよくあります。
こんなときは、抜け毛の予防にならって、頭皮刺激を根気よくおこなうと効果があります。
頭皮にはたくさんのツボが集中しており、まんべんなく刺激をしていれば、体調もよくなります。
刺激の方法は、ほどほどのかたさのブラシでポンポンと軽く、頭全体をたたくのが最も簡単で確実です。

母乳の出をよくするマッサージ

母乳の出をよくするマッサージをおこなうときは、あらかじめ温めたタオルで乳房全体をおおうなどして10~15分ほど温湿布します。
温湿布がすんだら患者をあお向けに寝かせ、乳房のまわりの各ツボをポイントにしてマッサージをおこないます。
大まかには、乳房の上と下にそれぞれ半円を描くようにして手のひらでマッサージし、次に乳房の裾から乳頭に向かってなでもむようにします。
それから乳頭を刺激し、背中のマッサージも加えます。所要時間は、温湿布の時間も含めて20~30分ぐらいが適当です。

(1)乳房のふくらみの裾の部分を手のひらでマッサージ。左右の手でそれぞれ数回、半円を描くようにおこなう。それがすんだら乳頭の方向へ向かって乳房のふくらみを集めるようになでる。
(2)乳頭の方向へ向かって乳房のふくらみを集めるようにしてなでるときは、同時にわきの下や乳房の外側などもていねいになでる。それがすんだら次は両手で軽く乳房のふくらみをもむ。
(3)親指と人差し指で乳頭をつまんでもみ、引っぱったり振動させたりして刺激を加える。乳頭がすんだら乳房全体を振動させる。
(4)乳房の治療がすんだら患者のからだを横向きにして背中を軽くさすってマッサージを終える。この(1)~(4)を、片方の乳房のマッサージ1回分の基本手順とし、これを両方におこなう。

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