甘草湯(かんぞうとう)

甘草湯(かんぞうとう)

激しい咳、咽喉痛の改善。

目的

急迫を緩解する、炎症は軽く、発赤腫張等が少なく、急迫的疼痛、痙攣性疼痛のはげしいもの程よい。
少陰病で喉痛が二三日間続いている者、胃痙攣の時は腹筋緊張して板の如く、ひどい痛みによい。
咽喉、食道、胃、腸、肛門、皮膚、粘膜等の急迫性疼痛によく効く。

応用

すべての気逆(精神の興奮)による急迫症状を緩和する。
胃痙攣にしばしぱ使われ、炎症や腫張の症状が軽く咽痛の激しいもの、痙攣性に咳嗽の頻発するものに内服す。
また痔核、脱肛等で急迫し、疼痛の甚だしい場合や、また陰部の腫痛あるいは疼痛の甚だしいものなどに外用温湿布として用いる。
病名としては急性咽頭炎、胃痙攣、痙攣性咳嗽、歯痛、窒息、尿閉、排尿痛、嗄声、薬物その他、牛肉、馬肉、菌類等の中毒等に内服し、刺痛(とげを刺した時の痛みに粉にしてつける)、魚骨をノドに刺した時に少量づつ服用、痔核、脱肛の疼痛(温湿布)に外用。