眼精疲労・ドライアイと漢方薬(2)

眼精疲労・ドライアイと漢方薬(2)

眼精疲労によい漢方薬「杞菊地黄丸」

目の症状と内臓機能

(1)黒目と肝臓
目先がチクチク痛んだり、涙が出ることもあいます。これは肝臓の活力が落ちてきている証拠です。

(2)瞳と腎、肝臓
暗いところで涙がやたら出る人は肝臓や腎臓が弱まっています。

(3)まぶたと膵臓
まぶたが腫れぼったくなったり、涙が出たり、まつげが乾いたりするときは、膵臓の働きが衰えます。

(4)白目と肺、心臓
白目に血管が浮き出し赤くなる人がいます。また、太陽や電灯を見たときにもやがかかったようにかすむとき、肺と心臓に注意。

(5)目に栄養を与える生薬を配合
杞菊地黄丸は8つの生薬の働きにより、疲れ目、かすみ目、などの目の諸症状に効果があります。
いわば、飲む目薬といえる薬です。

JPS杞菊地黄丸のご紹介

「杞菊地黄丸」は肝と腎、特に目の疲れ、かすみ、ドライアイ等の症状の改善に応用されます。

「杞菊地黄丸」の適する患者さんの自覚症状

(1) 目の疲れ、かすみ、ドライアイ、視力の減退
(2) 目の疲れからくる頭痛、肩こり
(3) 体の熱感(特に午後や夜間に強い)
(4) 手のひらや足の裏のほてり
(5) 耳鳴り、難聴
(6) 腰や膝がだるくて無力
(7) 頭のふらつき、めまい
(8) むくみ
(9) 物忘れがひどい
(10) 口の乾燥
(11) 慢性の腰痛(加齢・老化・疲労・不規則な生活などにより腎の精気が不足して腰を養うことができない状態)
(12) 頻尿・排尿困難
(13) 慢性の排尿痛・残尿管・尿道の灼熱感
(14) 月経周期が短縮・経血量が少ない・不正出血
(15) 陰部の乾燥・間欠的な痒みと灼熱感、夜間に憎悪(少量の黄色いこしけ・血性こしけ)
(16) 持続性の鼻詰まり

「杞菊地黄丸」の応用できるターゲット

目の疲れ、かすみ、ドライアイ、視力減退、腰痛 更年期障害

漢方医学解説

「腎」の働き
・先天的な気を貯蔵する
・からだを成長・発育させる
・生殖機能をつかさどる(ホルモンバランス)
・排尿・排便を調節する
・耳の働きを正常に保つ

「腎」が不調になるとおこる病気→めまい、耳鳴り、寝汗、手足のほてり、寒がり、性機能低下、気力不足、夜間多尿

「腎」=黒・不安・寒・冬・しおけを意味する

腎臓が弱るとおこる病気→下半身の神経痛、両方の肩こり、神経衰弱、婦人病、冷え症、腰痛、腎臓病、インポ、難聴、夜尿症、膀胱炎、水虫

販売価格

JPS「杞菊地黄丸 JPS「知柏地黄丸」 90包入り、¥8300(税込み)

上記、杞菊地黄丸を2週間服用しても効果に満足できない場合は、より効果的な、大山漢方堂薬局 調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。

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