漢方薬の特質

漢方薬の特質

漢方薬の剤形について

煎じ薬

1日分の生薬を40~60分煎じて服用するもの

エキス剤

煎じたものを濃縮し、賦形剤を入れ顆粒、錠剤等としたもの

原末散剤

生薬粉末を混和したもの

丸剤

生薬粉末を混和し、蜂蜜・でんぷんなどで練って球形にしたもの

漢方丸剤は様々な利点を持つ漢方薬

(1)粉末そのまま固めたものですので、加熱することで揮発してしまう精油、水に溶けにくい成分、熱で分解してしまう成分など、形の通り、丸ごと利用できます。

(2)味・臭いがしにくいため、煎じ薬やエキス剤が飲めない人にもご利用いただけます。

(3)徐々にとけるため、ゆっくり、穏やかに効きます。

(4)さらに、煎じ薬やエキス剤に比べ、1日の生薬の使用量が少なく、生薬を無駄なく使える環境に優しい剤形です。

漢方丸剤一覧

・駆於血丸
・桃核承気丸
・桂枝茯苓丸
・桂苓加大黄丸
・理中丸
・乾姜人参半夏丸
・三黄丸
・黄連解毒丸
・黄解丸加大黄
・大甘丸
・麻子仁丸
・八味丸
・六味丸

上記、漢方薬を2週間服用しても効果に満足できない場合は、より効果的な、大山漢方堂薬局 調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。

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医学博士 大山博行

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