一般に、拒食症とも呼ばれ10~20代の女性に多発している病気。
原因として、まずあげられるものは太ることへの強い恐怖心。
太っていることはわるいことと決めつけ、ダイエットをするうちに、自分のかただについている、ほんの少しの脂肪もゆるせなくなる。
このため、身長や体質に見合った体重以下になっても無理なダイエットをつづけ、ついには食べ物を受けつけなくなってしまう。
必要な栄養を十分にとらないので、からだが衰弱し、下痢や便秘をくりかえし、月経も止まってしまう。
→専門家に相談、調合漢方薬服用、鍼治療併用可能
また、大人になりたくないという気持ちや、家族、とくに母親への拒絶心から、女らしい丸みをおびた体つきになることを恐れて、拒食症になることもある。
太っていることをわるいことと思いこむ風潮から、太った自分はみじめだから、それを慰めるために食べて、また太るという悪循環をくりかえす、「過食症」という病気もおこる。
→専門家に相談、調合漢方薬服用、鍼治療併用可能
これは、心臓病や高血圧、動脈硬化、糖尿病、腎臓病などの原因にもなる。
→専門家に相談、調合漢方薬服用、鍼治療併用可能
最近では、大量に食べて無理に吐くことをくりかえし、理想の体重をキープしようとする「摂食障害」も問題となっている。
これは、最初のうちは太りすぎややせすぎといった異常が認められないため、まわりの人もなかなかきづかない。
しかし、そのうち栄養不良から顔色がわるくなり、拒食症へと移行していくことも多い。
→専門家に相談、調合漢方薬服用、鍼治療併用可能
本人に自覚のないことが多いので、自分の状態を正しく理解させることが、治療の第一歩。
専門家に相談し、家族が協力して、原因となった悩みや太ることへの偏見をあらためる。
食事の必要性を理解させ、少しずつ食事量を増やしていく。
→専門家に相談、調合漢方薬服用、鍼治療併用可能