当帰 甘・辛、温(補血、行血、潤腸、調訣)
柴胡 苦、微寒(解表、解熱、疏肝解鬱、升挙陽気)
升麻 甘、辛、微寒(発表透疹、清熱解毒、昇挙陽)
黄今 苦、寒(清熱燥湿、瀉火解毒、安胎)
大黄 苦、寒(瀉熱通腸、清熱瀉火、行お破積)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
脱肛・痔核脱出に用いる処方です。
脱肛や痔核の脱出で、疼痛・出血などを伴う時に。
また、外陰部のかゆみ・湿疹にも用いる。舌苔は黄賦、脈は弦滑。
金銀花 甘、寒(清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱)
野菊花 苦,辛、微寒(清熱解毒・消腫)
蒲公英 苦・甘、寒(清熱解毒、消腫散結、利水通淋)
紫花地丁 甘・苦、寒・小毒(清熱解毒、消腫散結、利尿)
疔瘡腫毒に用いる処方です。
疔瘡腫毒:発赤・腫脹・熱感・疼痛、肌は隆起し患部が堅硬。
舌苔は紅、舌苔は黄、脈は数。
金銀花 甘、寒(清熱解毒・涼血止痢、疏散風熱)
野菊花 苦・辛、微寒(清熱解毒・消腫)
蒲公英 苦・甘、寒(清熱解毒・消腫散結、利水通淋)
五味消毒飲から、清熱解毒薬3種を抜粋した処方です。
発赤・腫痛など、熱性皮膚疾患に用います。
川弓 辛、温(活血行気、去風止痛)
荊芥 辛、微温(去風解表、止血)
金銀花 甘、寒(清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱)
十薬 辛、微寒(清湿熱、消溜腫)
大黄 苦、寒(瀉熱通腸、清熱瀉火、行お破積)
化膿性や掻痒性の皮膚疾患に用いる処方です。
小発疹を繰り返す場合に。
地黄 苦、寒(清熱涼血、生津)
黄今 苦、寒(清熱燥湿、瀉火解毒、安胎)
苦参 苦、寒(清熱燥湿、疏風殺虫)
元来、「婦人草蓐(産褥)で、煩熱する者」に用いる処方ですが、
陰虚火旺に対する基本処方と考えて良いものです。
治婦人在草蓐、能発路得風、四肢苦煩熱、頭痛者、興小柴胡湯。
頭不通痛但煩者、此湯(三物黄ごん湯)主之。《金匱要略》
荊芥 辛、微温(きょ風解表、止血)
防風 辛・甘、微温(きょ風解表、止血)
当帰 甘・辛、温(補血、行血、潤腸、腸経)
地黄 苦、寒(清熱涼血、生津)
苦参 苦、寒(清熱燥湿、きょ風殺虫)
蒼朮 苦・辛、温(燥湿健脾、きょ風湿)
蝉退 鹹・甘、寒(疏散風熱、利咽喉、定驚癇)
胡麻仁 甘、平(潤燥滑腸、滋養肝腎)
牛蒡子 辛・苦、寒(疏散風熱、去痰止咳、清熱解毒)
知母 苦、寒(清熱瀉火、滋腎潤燥)
石膏 辛・甘、大寒(清熱瀉火、解渇、除煩)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
木通 苦、寒(降火利水、通乳)
炎症性で、痒みを伴う皮疹に用いる代表処方です。
風湿熱の皮疹:強い痒み(夜間増悪)、局所の発赤と熱感滲湿液が多いまたは水泡形成、
身体の火照・熱感、口渇などが見られる。舌質は紅、舌苔は微黄。
発赤・熱感強い +黄連解毒湯・五物解毒湯等
水泡・浮腫・滲湿液多い +越婢加朮湯
乾燥傾向 +温清飲
連翹 苦、微寒(清熱解毒)
蒼朮 苦、辛、温(乾湿健脾、去風湿)
川弓 辛、温(活血行気、去風止痛)
防風 辛、甘、微温(去風解表、きょ湿解痙、止瀉止血)
忍冬藤 甘、寒(清熱解毒、疏散風熱、清経絡風熱)
荊芥 辛、微温(きょ風解表、止血)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
紅花 辛、温(活血通経、きょお止痛)
大黄 苦、寒(瀉熱通陽、清熱瀉火、行お破積)
炎症・化膿傾向の皮疹に用いる処方です。
風湿熱の皮疹:かゆみ・発赤・熱感・化膿傾向・水泡や滲出物がみられる。
舌質は紅、舌苔は黄、脈は数。
荊芥 辛、微温(きょ風解表、止血)
防風 辛・甘、微温(きょ風解表、きょ湿解痙、止瀉止血)
独活 辛・苦、微温(きょ風湿、通経絡)
柴胡 苦、微寒(解表、解熱、そ肝解鬱、升挙陽気)
桜皮 (和漢生薬、排膿解毒)
桔梗 苦・辛、平(清肺提気、きょ痰排膿)
川弓 辛、温(活血行気、きょ風止痛)
茯苓 甘、平(利水滲湿、健脾和中、寧心安神)
生姜 辛、微温(発汗解表、温中止嘔、解毒)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
炎症や化膿傾向のある皮疹の、初期に用いる処方です。
皮膚化膿症・湿疹・蕁麻疹などで、風湿熱を呈するものに。
江戸時代の外科医・華岡青洲の創作した処方です。
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