
失禁は女性に多い症状で、日本だけでも約400万人もの女性患者がいると推定されています。
尿道括約筋の力が弱く尿道の長さも短いというからだの仕組みのために、重いものを持ったり咳やくしゃみをした拍子に漏れる腹圧性尿失禁、トイレに行く途中で我慢できずに漏らす切迫性尿失禁などが起こりやすいのです。
骨盤底筋群(尿道、膣、肛門周囲の筋肉)を鍛える体操で、尿道を意識的に締めるように訓練する。
薬物治療も行います。
尿失禁も泌尿器だけでなく、全身のバランスの乱れとしてとらえます。
腹圧性失禁(胃腸の弱いもの、太っていても筋緊張の悪いもの)
筋トーヌスの弱い女性(骨盤底筋の緊張を整える漢方薬を用います)
切迫性失禁(胃腸が丈夫なもの、胃腸が弱いもの、筋緊張の悪いもの、胃腸が弱く、冷えるもの、比較的体力があるもの-これらは余分な水分をのぞき、膀胱への 刺激を緩和したり、大脳-膀胱-尿道をつなぐ排尿反射の働きを調節する漢方薬を用います)
ちなみに、女性に多い膀胱炎に西洋医学では抗生物質を使いますが、再発を繰り返したり、無菌性膀胱炎には漢方薬が一番です。