秦の始皇帝が「不老不死」を求めて研究を重ね、清の西太后が「美容」のために完成させたと言われる中国5千年の歴史が生んだ秘方である。
漢方という言葉は、日本語で、中国語には存在しない。
中国では中医(中国医学)と呼び、西洋医学と区別している。
漢方は、様々な民間療法をベースに中国歴代皇帝の健康維持のために研究と臨床を重ねてまとめられていった。
中でも秦の「始皇帝」が不老不死の仙薬を求めて御殿医たちに命がけで研究させたことで、健康の錬金術として大きく発展し、清の「西太后」がそれを女性のための美容術に進化させ完成させたといわれている。
大山宗伯東洋医学記念館 所蔵 肉筆
「始皇帝」と「西太后」