コレステロールが気になる方へ

コレステロールが気になる方へ

コレステロール値が高めの方に朗報!

大豆から生まれた、CSPHPの驚くべき効果

血中コレステロール値が高め(220mg/dl以上)の成人男性を対象にして、協和発酵が実施した試験結果をご報告します。

まず、試験参加者をグループ分けし、それぞれに(a)CSPHPを3g含む粉末飲料(b)CSPHPを6g含む粉末飲料を毎日摂取してもらいました。
1ヵ月ごとに採血を行い摂取前の値と比較したところ、CSPHPを3gあるいは6g含む粉末飲料を摂取していたグループは1ヵ月目から効果が現れました。
この時のLDL-コレステロールおよびHDL-コレステロール値の変化も調べたところ、低下したのはLDL-コレステロール値であり、HDL-コレステロール値はむしろ上昇するという、動脈硬化のリスクを下げる意味で非常に好ましい効果が確認されました。
なお、別途行った試験データから、CSPHPがコレステロール値を必要以上に下げすぎないことも確認されたのです。

すこやかに毎日を過すために、コレステロール血症について正しく理解しましょう。

放っておくと恐ろしい高コレステロール血症。
その原因や引き起こす病気について、あなたはどのくらいご存知ですか?

どうして高コレステロール血症になるの?

高コレステロール血症とは、何らかの原因によって血液中のコレステロールの量が多くなっている状態のことです。
その原因はいくつか考えられます。
バランスの悪い食生活、あるいは運動不足などの生活習慣に問題がある場合。
肥満や糖尿病などのある種の疾患に伴った症状として現れる場合。
また生まれつきの体質や遺伝的な背景によって起こる場合もあります。
さらに、これらの要因が複合的に関わっているケースもあります。
中でも食生活などの生活習慣の乱れが影響している場合が最も多く、私たちが気をつけたいボイントです。
そして最近の調査によると、日本人の30歳以上のほぼ3人に1人が高コレステロール血症、すなわちコレステロール値が危険域にあると報告されているのです。

高コレステロール血症ってそんなに危険なの?

コレステロール値が高いと、なぜ危険なのでしょうか。
それは高コレステロール血症が動脈硬化と密接な関係を持っているからです。
動脈が硬化してくると心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患や、脳梗塞などの症状を引き起こしてしまう可能性が高いのです。
血中コレステロール値、中でもLDL-コレステロール値が高まるにつれ、虚血性心疾患のリスクが高まることが明らかになっています。

コレステロールの基礎知識

そもそもコレステロールって何なの?あなたの疑問にお答えします。

体に大事な成分、でも摂り過ぎは禁物です。

〈コレステロール〉というと、とかく悪者扱いされがちです。
しかし、本来は体を構成する細胞膜の成分、ある種のホルモンの原料、胆汁の原料であり、体にとって非常に重要な成分なのです。
もちろん食品から摂取することもできますし、体の中でも肝臓などの臓器で合成することもできます。
また肝臓にはコレステロールを分解して体外に排泄するなど、量を調節する機能も備わっています。
しかし、生活習慣の乱れで体に変調をきたしたり、コレステロールを含む油分を摂り過ぎたりすると、肝臓の調節機能では処理しきれなくなり、コレステロールが体内にあふれてしまうことになりかねません。
そのために十分な注意が必要なのです。

善玉、悪玉ってどういうこと?

コレステロールは〈善玉コレステロール〉、〈悪玉コレステロール〉と呼ばれています。
でも、コレステロール自体に2つの種類があるわけではありません。
では、その違いは何なのでしょうか。

コレステロールは血液にのって体中の各組織に運ばれて利用されます。
しかし、コレステロールは油の一種ですからそのままでは血液には溶けません。
そこで、リポタンパク質という運搬体に取り込まれ、血液中を運ばれるのです。
このリポタンパク質は大きく分けて2つの種類があります。
主に肝臓から組織に運搬していくLDLと、組織から肝臓に運び戻すHDLです。
そして、LDLによって運ばれるのが〈LDL-コレステロール〉、HDLによって運ばれるのが〈HDL-コレステロール〉と呼ばれているのです。
LDLは体に必要なものですが、多くなり過ぎると血管の内側にたまってしまい、動脈硬化の原因になるとされています。
一方、HDLは体の余分なコレステロールを肝臓に戻して処理するため、動脈硬化のリスクを低減するとされています。
このため、〈LDL-コレステロール〉=〈悪玉コレステロール〉、〈HDL-コレステロール〉=〈善玉コレステロール〉と言われているのです。
つまり、単にコレステロール値の高い低いだけではなく、その内容をチェックすることが重要なのです。
血液検査の項目に〈総コレステロール値〉と並んで〈HDL-コレステロール値〉が示されているのはそのためです。

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