昔から、ふろの中に薬草を入れて入浴すると、体が暖まり、湯上りのあとが一段と爽快であるといわれています。
このような風呂を薬湯といい、それに入れる薬草のことを浴湯料といいます。
浴湯料 → 効能
イチヂク → 痔疾・美肌
カキドオシ → 湿疹・あせも
カミツレ → 芳香・保温
トウキ → 保温、冷え性
センキュウ → 保温、冷え性
ダイダイ → 芳香、保温
クララ → 湿疹、たむし
ショウブ → 保温
ハッカ → 芳香、保温
キハダ → 捻挫、打撲
クズ → 神経痛
ゲンノショウコ → あせも、ただれ
ミカン → 芳香、保温
ゴシュユ → リウマチ
スイカズラ → 腰痛、打ち身、関節
センブリ → こしけ、月経異常
ドクダミ → 冷え症、あせも
ニワトコ → 捻挫、脱臼、打ち身
モモ → あせも、湿疹
ヨモギ → かぜ、腰痛、神経痛
これらを20~100g(乾燥したもの)を布袋に入れ、入浴する20分程度前に湯に入れておきます。