アトピー性皮膚炎のタイプ別養生法

アトピー性皮膚炎のタイプ別養生法

生活養生の効果

漢方薬は、ある意味で、万能療法であり、生活養生も、併用して行うことが重要。
漢方薬と養生が、互いに補い合って、効果が増大する。

西洋医学と東洋医学のよいところは組み合わせる

アレルゲン対策=食養生「身土不二」=皮膚の保護が大切=乾燥肌は傷つきやすい
皮膚の保護が生活養生の基本=皮膚保護剤を、こまめに塗る=時にはステロイド剤も併用し上手に使う
ステロイド剤の、使用日数は2~3日以内とする=非ステロイド軟膏=かぶれに注意する
アトピー性皮膚炎の患者さんの自律神経失調症の併病に注意

アトピー性皮膚炎の患者さんの生活養生の基本

癇が強い患者(幼小児型)、消化器症状ありの患者さん(幼小児型・成人型)、於血の患者さん(成人型)、熱感(あつがり)の患者さん(幼小児型・成人型)、水分代謝異常の患者さん(幼小児型)、冷え性の患者さん(成人型)

(1)皮膚の保護
(2)生活環境の改善
(3)食生活の改善
(4)ストレス・過労対策
(5)自律神経の訓練

ステロイド剤長期使用患者さんへの対応法

ステロイド剤を顔だけに塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん、ステロイド剤を顔と体の両方に塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
、ステロイド剤は体だけ、顔には非ステロイド系軟膏をぬったアトピー性皮膚炎の患者さん、顔にアトピー症状がなく、体にステロイド剤を使ったアトピー性皮膚炎の患者さん

ステロイド剤の良い点、悪い点、危険な点を、正確に理解する。
良いステロイド剤、悪いステロイド剤
良いステロイド剤は、ストレスから体を守る、乱用すると副腎皮質が萎縮する
ステロイド剤を、急にやめると、その先には=ステロイドによる異変がおこる=副作用の前兆に注意
=すさまじい「離脱症候群」=顔や皮膚が真っ赤に腫れることが多い=驚く、ショック!!!

強い皮膚症状=「気と血」の不足状態=「気と血」の両方を補う漢方薬=時間をかけて徐々に回復
=皮膚には、ワセリン(シコン、ソヨウ、オウレン、オウバク、オウゴン、サンシシ)を使用する。

生活環境からの悪影響を取り除く=皮膚への物理的な刺激を軽減、取り去る
自然環境、住居・職場、入浴時、安静・休養、衣類、食生活の注意が必要

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医学博士 大山博行

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