漢方相談の実際 Q&A 「冷えと便秘」

漢方相談の実際 Q&A 「冷えと便秘」

Q:長年、ひどい便秘に悩まされ、胃腸も弱くて、冷え性です。

学生のころから便秘がひどく、毎日便は出ても、残便感があります。胃腸も弱く、冷え性です。
何度も血液や胃の検査を受けましたが、異常がないといわれました。(29歳・女性)

A:生薬を中心とした漢方薬を調合します。

ご相談の方は、冷えがあり、胃腸が虚弱ということですから、「陰」で「虚」の状態でしょう。
こうした人には、「ケイヒ、シャクヤク」という生薬を中心とした処方を調合します。
この漢方は、腸のけいれんが起きているような便秘に効く薬で、過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返す人にもよく用いられます。
腸のけいれんを抑えながら胃腸の働きを整え、排便を促すもので、体も温まり、冷え性もよくなっていきます。
便秘が強いようなら、これに緩下作用のある「ダイオウ」という生薬を加えます。
また、乾燥したコロコロの便が出るようなタイプの便秘には、「ジオウ」「麻子仁」などの生薬を中心とした処方を調合します。
これらの漢方は、腸の内容物を軟らかくして腸をうるおす役割をしています。

上記、漢方薬を2週間服用しても効果に満足できない場合は、より効果的な、大山漢方堂薬局 調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。

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