よい卵子を造る、よい精子を造る、妊娠しやすい環境を造る。

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漢方薬で不妊治療の成功率を上げる!

不妊体質の改善に効果がある漢方薬、具体的には、
①血行促進、②基礎体温の安定、③生理不順の改善、④冷え性の緩和、⑤貧血の改善
などの効果が期待できる。

これらの症状は、卵子の質を悪くする原因にもなっているので、治療を続けていくと自然に卵子の状態が改善される。
東洋医学(漢方薬、鍼灸)は、何よりも焦らず行うことが大切!

漢方薬も鍼灸も、個人差はあるものの、時間をかけて少しずつ体質を変えていく(根治療法)。
費用に関しても、漢方の一部(既製品、出来合いの漢方薬)のみ健康保険が適用されるが、個人の症状・体質に合わせた調合漢方薬(オーダーメイド)や鍼灸治療は、不妊治療が目的の場合は全額自費になる。
もっとも保険の効く漢方薬は万人向けに作られており、症状・体質が合えば、ある程度効果はあるものの
漢方専門薬局の熟練した薬剤師や生薬、エキズ剤の調合ができる漢方専門医に、オーダーメイドで調合された漢方薬には、まったくもって、かなわない。
より効果を上げたければ、保険を使わず、自費で、自分のためだけに調合された漢方薬(個人の年齢、病態、症状、体質等を考慮)を作ってもらったほうが良い。

東洋医学(漢方薬、鍼灸治療)の効果が出てくると、タイミング法や人工授精、体外受精、顕微授精の成功率がアップする。
質の良い成熟卵が育つので排卵もスムーズで、精子側に問題がなければ、受精卵 → 胚 → 胚盤胞と順調に成長し、移植を見送る必要もない。
また、ホルモンバランスが整うことで月経異常(生理不順、生理痛、PMSなど)も緩和し、血流が良くなって冷え性も治るので体調が良くなる。
そうなると、毎日を気分よく過ごせるのでストレスもたまらず、生殖細胞の大敵である活性酸素を抑制することにもつながる。

原因が不明な不妊症のうち約90%以上は、卵子や精子の質に問題があり、不妊治療がうまくいかないのが現状
これらの問題を解決するには、早急に東洋医学(漢方薬、鍼灸治療)で、卵子、精子の質を改善する必要がある。

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「脳を守る漢方薬」

エビデンスの解説、紹介
医学博士 大山博行

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