生活習慣を変えて、がんと戦う、 がんを防ぐ(3)

生活習慣を変えて、がんと戦う、 がんを防ぐ(3)

がんを防ぐための12か条

私たちの身の回りには発がん物質があふれています。
それらをなるべく避ければ、がんの予防に効果があると考えられます。
また、体の免疫力を良い状態に保つことでがんの芽を早く取り除くことができます。
ぜひこの12か条を生活の中で実施してみましょう。

あしたのために、その1=偏食をしない、バランスのとれた栄養をとる

各食品に含まれる発がん性物質と発がん抑制物質がお互いに相殺効果をあらわし、バランスのとれた栄養価が得られるのです。
魚と野菜、肉と野菜というように偏らない食事を心がけることが大切です。

あしたのために、その2=毎日変化のある食事をとる

同じ食品ばかり続けて食べないようにしましょう。
自然な食品の中にも発がん性物質を含むものもあります。
何度も繰り返して食べていればがんをひき起こす可能性は高くなります。

あしたのために、その3=食べすぎをなくし、脂肪分は控え目に

短時間に大量に食べたりすることは、胃や腸に負担をかけることになり胃がんの原因になってしまします。
また脂肪分は発がん性物質を含み、大量にとればがんの原因となります。

あしたのために、その4=お酒はほどほどに

飲酒の習慣が根づいている地域では食道がんが多いという報告があります。
ビールなら中ビン1本くらい、日本酒なら1合くらいが一日の目安です。
またアルコールの濃い酒は薄めて飲みましょう。

あしたのために、その5=たばこは吸わないように

たばこの煙には約200種類以上の発がん性物質と、約4000種類もの有害物質が含まれています。
周囲の人の影響を考え、禁煙するか本数を減らしましょう。

あしたのために、その6=食べ物から適量のビタミンと繊維質を豊富にとる

がんの発生を抑えるビタミンA、C、Eやベータ・カロチンなどは、緑黄色野菜に多く含まれ、
食物繊維は大腸の働きを活発にし、有害物質の吸収を抑えます。

あしたのために、その7=塩辛いものは少なめにし、熱いものは冷ましてから

食塩のとり過ぎは胃の粘膜を変化させ徐々にがん化させていきます。
食塩の摂取量は1日10g未満にとどめましょう。
またあまり熱いものも食道を傷つける原因となります。

あしたのために、その8=焼き魚などの焦げた部分を避けて食べる。

魚や肉の焦げた部分には、がんの原因となる物質が含まれているといわれています。
焦げている部分ばかりを食べること、ひどい焦げ方のものは避けましょう。

あしたのために、その9=カビの生えたものは食べない

輸入ピーナッツ類のカビから、アフラトキシンという強い発がん性物質が発見されたことがあります。
チーズなど意図的にカビを用いたものは心配いりません。

あしたのために、その10=日光にあたり過ぎない

夏は日陰で30分程度、冬は日向で1時間程度の日光浴は、健康に役立ちますが、
過度に日光を浴びると、日光の紫外線により皮膚細胞の遺伝子が傷つけられ、皮膚がんの危険があります。

あしたのために、その11=適度にスポーツをする

ストレスや過労はがんになる危険を誘発します。
イスに座ったままの人に大腸がんが多いともいわれており、ストレス発散や健康づくりのためにスポーツをすることが大切です。

あしたのために、その12=体を清潔に保つ

シャワーや入浴を行うことは皮膚がんや陰茎がん、子宮頸がんの予防策の一つになります。
体を洗う設備の不十分な地域には子宮頸がんがよくみられるともいわれています。

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