漢方処方として古来から伝統的に用いられてきた「瓊玉膏(けいぎょくこう)」(第2類医薬品)の有効成分について、男性不妊対策の有用性が話題を集めそうだ。
韓国の廣東製薬が瓊玉膏の原料を対象に「生地黄、枸杞子、沈香、茯苓、高麗人参、蜂蜜の混合物を有効成分として含有する
男性不妊および治療陽薬学的組成物」を発明したとして2015年に韓国で特許を取得したことによる。
現代社会において晩婚化などを背景に不妊に悩む夫婦のケースは増えており、社会問題とも目されている。
不妊の原因としては女性だけではなく男性の側にも精子減少症などの原因があるのが一般的な見解となっている。
精子減少症は、ストレスや運動不足、肥満、薬物の乱用、各種有害化学物質、内分泌攪乱物質による環境汚染などに関連してその対象者も増加傾向にある。
基本的に男性生殖巣(精巣)では体温よりも低い温度で精子を形成するため、精巣の温度が高いことによる精子形成不全も不妊にもつながる要因とされる。
今回の特許では、抗がん剤および熱ストレスによる男性不妊の動物モデルに瓊玉膏の処方を用いることによって減少した睾丸の重量、精子の数、精子の運動性が増加して細精管壊死が改善されることを確認。
男性不妊予防および治療用組成物の有効成分として有用に用いられることが導きだされた。
瓊玉膏は中国の宋の時代に生まれた処方で、「洪氏集験方」に始めて発表されたもの。
時の皇帝が子孫繁栄を願い、典医たちが英和を結集したという逸話が残る。
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