放射能により被ばくする90%の原因は毎日口にする食事からといわれています。
放射能による汚染について長年研究をしてきたベルラド研究所が発行したパンフレット「自分と子どもを放射能から守るには」に紹介されている簡単な方法をご紹介します。
「自分と子どもを放射能から守るには」
に、紹介されている簡単な方法をご紹介します。
乳脂肪分が多い乳製品(生クリーム、バター、チーズなど)は牛乳にくらべて、含まれている放射性物質は比較的少ないといわれています。
一方、乳清(ホエー)には多くの放射性物質が含まれています。
ヨーグルトをしばらく置いておくと上のほうに出てくる液体がホエーです。
食品に含まれる乳脂肪分の割合が高いものの方が汚染の度合いが少なくなります。
調理する前に下ごしらえで放射性物質を減らしましょう。
1.お肉をぶつぎりにします
2.塩水に酢をくわえた水を作ります。 2%の食塩水
3.10~12時間、つけておきます。
★肉・魚をゆでる場合
最初に8~10分煮沸させた後、ゆで汁を捨てて下さい。
魚のアラやワタは取り除いてください。
最初のゆで汁は必ず捨てましょう。
蒸したり、煮る場合は必ず皮をむきましょう。
緊急時の対応策として、参考にしてください。
皮をむくだけで、セシウム137が20~50%減ります。
★野菜の表面がでこぼこしているジャガイモなどは、くぼみの部分をきちんと取り除きましょう。
使う前に流水でよく洗いましょう。皮をむき、さらに水洗いするといいでしょう。
洗って⇒むいて⇒あらって
★お湯で洗った方がいいようです。
果物もよく洗いましょう。皮ごと食べる果物でも、皮をむいて食べるといいでしょう。くぼんだ部分、
裂け目の部分を取り除くようにしましょう。
ゴメリ州スペトラゴルスク区にある村のベニタケ科のきのこは1キロあたり280ベクレルの放射能が検出されましたが、水を替えながら、20時間3%の食塩水につけておいたところ、1キロあたり28ベクレルまで減りました。