更年期の症状は非常に多彩で、日によって症状がコロコロ変わったり、いくつもの症状が重なって起こったりしますが、原因はすべて同じです。
卵巣機能の低下から女性ホルモンの急激な分泌量低下による自律神経の乱れで起こります。
更年期の女性が経験する不調は、実にさまざまで、200種類以上もあるといわれています。
症状の重さも人によって違いますし、いくつもの症状が重なって現れたり、日によって違う症状が現れることもあります。
身体に異常がないのに自覚症状が現れる「不定愁訴」が、更年期症状の特徴です。
複数の症状をもつ女性はとても多く、更年期障害の自覚のある人の中では8割以上の人が5つ以上も症状をもっているという報告もあります。
さまざまな症状の原因は、上記のように、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れからきていますが、それぞれに特徴があります。
・突然カーッとのぼせる
・顔や首がほてる
・どっと汗が出る(気温と関係なく)
・赤面したような感じがする
・顔は熱いのに手足や腰が冷える
・夜中に大量の汗をかく
プレ更年期の女性が、「これは、もしかして更年期?」と 思ったきっかけは、「突然の顔のほてり」 だったことが、多くの女性にみられます。
前ぶれもなく急にカーッとのぼせたり、どっと汗が出たり、仕事の大切な場面で急に顔がほてり、気にするほどに症状が強くなったというケースもあります。
ほてりは、エストロゲンなど女性ホルモンの分泌量の急激な減少により自律神経が乱れ、血管が拡張することによって起こり、発汗は体温調節機構が不安定になることで起こると考えられています。
顔のほてりやのぼせは、自分が不快なだけでなく、人にもわかってしまいそうで、余計につらいという声もあります。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・手足や腰が冷えて眠れない
・もともとの冷え症がひどくなった
・上半身は汗をかいているのに足は冷たい
・夏でも指先が冷たい
「上半身は汗をかいているのに、手足や腰が冷えてつらい」、「下半身が冷えてスカートがはけなくなった」、「靴下を2枚重ねても足が冷たくて眠れない」
もともと女性に多い「冷え」ですが、更年期になるとさらに症状がきつくなる人が多いようです。
また、顔や首のあたりはほてっているのに足は冷たい、夏でもカーッとのぼせるのにエアコンには弱い、といったほてりやのぼせを伴ういわゆる「冷えのぼせ」もみられるケースもあります。
原因は、女性ホルモンの急激な分泌低下による自律神経の乱れが血行不良を招くことです。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・疲れやすくなった
・寝ても疲れがとれない
・朝から何となくだるい
・からだが重い
・やる気が起きない
「仕事が終わると疲れ果てて何もできなくなる」、「以前のようにサクサク仕事がこなせない」、「朝からからだが重だるくて、やる気が出ない」。
更年期の女性の多くが経験し、感じている症状です。
更年期の疲れやだるさは、女性ホルモンの急激な低下によって自律神経が不安定になることで、疲れやすくなり、慢性的な疲労感を覚えることが多くなります。
睡眠不足も日中の疲労感の原因になります。
それらと同時に、精神的な要因も大きいようです。
体力は低下しているのに、やらなければならない仕事や責任が増え、気持ちがあせり、疲労感がつのる。
それでも家事や仕事は待ってくれない。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・からだが一瞬浮いたようになる
・突然めまいがする
・椅子から立ち上がるときなどクラクラする
・キーンという耳鳴りがする
めまいには、からだが一瞬ふわっと浮いたように感じたり、揺れているように感じる「浮動性のめまい」と、天井などがぐるぐる回って見える「回転性のめまい」があります。
主な原因は、自律神経の乱れによるもので、疲労や睡眠不足、ストレスなどが引き金になることがあります。
仕事中や外出中などに、突然めまいが起きた場合は、イスに腰掛けるなどあわてずに安全で楽な姿勢をとり、症状がおさまるのを待ちましょう。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
また、めまいはメニエール病(回転性のめまいが起こる)や内耳の病気でも現れます。
耳鳴りや難聴をともなうような場合も、東洋医学(漢方薬・鍼灸)は、効果的です。
大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・いつも頭が重い
・風邪でもないのに頭痛がする
・頭が締めつけられるような痛みがある
・頭の片側がズキズキする
更年期の頭痛の多くは「緊張型頭痛」と「片頭痛」です。
「緊張型頭痛」は、頭全体がきつく締めつけられるような痛みで、首や肩のこり、目の疲れ、ストレスなどによって起こることもあります。
「片頭痛」は、突然、頭の片側がズキズキと脈打つような痛み、光や音に敏感になったり吐き気をともなうこともあるようです。
いずれも、からだに異常があれば原因を取り除くことが大切です。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・夜なかなか眠れない
・夜中に目が覚める
・眠りが浅い
・熟睡感がなくスッキリしない
・昼間眠くなる
不眠は、更年期によくある症状の一つです。
なかなか寝つけない、夜中に汗をかいて目が覚める、朝早く目覚めてしまう、眠りが浅くて何度も目が覚めるなど、さまざまな現れ方があります。
女性ホルモンの分泌の急激な低下により自律神経が不安定になることで、睡眠をつかさどる間脳が影響されることが原因と考えられています。
また、更年期のからだの変調や、家庭や仕事の環境変化によるストレスが、不眠の原因になっていることもあります。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・急に胸がドキドキする
・少し歩いただけで息切れする
・眠っていて突然どうきがする
・突然脈が早くなる
「何でもない時に急に心臓がドキドキ、脈が早くなる」、「自分のどうきで目が覚めた」
このように更年期の症状として現れる「どうき・息切れ」はこれといったきっかけもなく起こるのが特徴です。
また、若い時と違って少し走っただけで息が切れる、どうきを感じるといった訴えもあります。
原因は、女性ホルモンの分泌の急激な低下によって自律神経が乱れ、心臓のコントロールが不安定になることで生じやすくなると考えられています。
緊張や悩みが多いときに起こりやすい傾向もあるため、過労やストレスをためないことが大切です。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・肩こりがひどい
・首がこって頭痛がする
・背中がバリバリに固まっている
・いつも腰が重い
・腰が痛い
・関節が痛む
肩こりや腰痛は更年期に限った症状ではなく、「いつも肩がこっている」「もともと腰痛持ち」という方も多いです。
ただ、更年期の時期は、特にがんこなこりや痛みを感じるということがあります。
その原因は、女性ホルモンの分泌の急激な低下による自律神経の乱れが血行不良を招くこと、加齢によって首や肩、腰部や関節を支える筋力が低下すること、眼精疲労や老眼などとも関係があるようです。
また、自律神経が不安定になると痛みに対しても敏感になると考えられています。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
・ちょっとしたことでイライラする
・怒りっぽくなった
・つい声を荒立ててしまう
・先のことが不安になる
・何となく憂うつ
・ささいなことで涙が出る
「いけないとは思っても、すぐにカッとなり怒ってしまう。声を荒立てたとき、『更年期なんじゃない』と言われた」、「やたらにイライラするようになった」、「ちょっとしたことで涙が出たり、くよくよ考えてしまう」、「いつも何となく憂うつで、先のことが不安」
そんなイライラや不安感は、気持ちを明るくする作用もある女性ホルモンが減ってくることで起こるとも考えられ、更年期の多くの女性が悩まされる症状です。
うつ病などの精神科領域の疾患でも現れますが、更年期の女性はそういう自分を自覚しているというところに違いがあります。
日常生活に、支障が出る場合は、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
更年期の症状は非常に多彩で、日によって症状がコロコロ変わったり、いくつもの症状が重なって起こったりしますが、原因はすべて同じです。
卵巣機能の低下から女性ホルモンの急激な分泌量低下による自律神経の乱れで起こるのです。
大山漢方堂薬局の厳選漢方薬(ツムラ、マツウラ、ウチダ、三和、コタリー、建林松鶴堂)及び調合漢方薬は、血のめぐり(血行、血流、血液循環)を良くして体を温めたり、水分代謝や乱れた自律神経のはたらきを整えたりすることで体全体のバランスを良くしていき、のぼせや冷え症、めまいなど、更年期の女性のさまざまな症状(特に、上記9つの症状)に優れた効果を発揮します。
また、大山漢方堂薬局の頻用処方「加味連珠飲加減方」は、体力中等度またはやや虚弱で、ときにのぼせ、ふらつきがある方の更年期障害(めまい、立ちくらみ、どうき、息切れ、貧血、ホットフラッシュなど)に効果的です。
更年期の悩みは、まず、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
上記、加味連珠飲加減方を2週間服用しても効果に満足できない場合は、より効果的な、大山漢方堂薬局 調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。
大山漢方堂薬局に、一度、お電話ください。
0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)