中国産の主産地は、河南省の旧懐慶付で、「懐慶地黄」ともいわれています。現在は山西省が主産地です。
日本には天平時代に薬草として渡来し、奈良県で栽培が始まりました。現在は北海道で栽培されています。
北海道では、栽培期間中は化学合成農薬や肥料を使用しないで、天然の肥料で育てられています。
中国最古の薬草の本である『神農本草経』に「あらゆる関節痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、内臓の損傷を治し、血行が悪くなって起こる麻痺、しこりを取り除く」とあります。
瓊玉膏:生地黄の絞り汁を使った練りくすりで、中国古典の『寿世保元』に「不老長寿の要薬とされ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を活発にして、体力を満ち溢れさせ、奔馬のごとくになる」と記しています。
その他、四物湯、八味地黄丸、十全大補湯、人参養栄湯、滋陰降火湯、潤腸湯、消風散、当帰飲子、加味逍遙散、温清飲など多くの漢方処方に配合されています。
薬用には大きく肥大した根を使用します。加工法によって薬効もさまざまです。
病気の初期の場合は、生地黄が使われ、治らないで病状が進むと乾地黄が使われ、中高年に起こりがちな疲れやそれに伴う症状を治し、健康を取り戻すのが熟地黄です。
「瓊玉膏」に配合される生地黄は製薬過程で熟地黄になります。
発熱を下げ、血液をきれいにして、全身の水分を調整し、糖尿病による口渇を取り、皮膚の発疹を治療する。吐血、鼻血、血尿、月経過多少の止血作用があり、咽頭腫痛に用いる。
身体が疲れている時の微熱を下げて、発熱時の胸苦しさを消し、糖尿病を治し、吐血、鼻血、血尿、月経過多症の止血の効用がある。
身体の衰弱を元気にし、貧血を治す効用がある。特に肝臓の疲れを取り除き、めまいや耳鳴り、腰や膝が疼いて痛むものを治し、糖尿病を治し、インポテンツを改善し、更年期障害や異常性器出血を治す効用がある。
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