男性不妊

男性不妊

男性不妊について

男性側に原因がある場合、一番多いのは何らかの理由で精子が無いか数が少ないというものと、精子の運動量が極端に小さいというものです。
精子が無いか数が少ないというケースでは、精子を作る機能が低下している症例と、精子が運ばれる経路に閉塞などの異常がある症例の二通りがあります。
後者の精子が運ばれる経路が物理的に詰っているような症例は、漢方薬で治療するのには向いていませんので、手術などの西洋医学的療法を優先します。
また、遺伝的原因などによる完全な無精子症なども漢方の適用にはなりません。
(注:無精子症でも正常な精子を作る能力の残っている場合は漢方薬も有効なケースがあります)

漢方薬適用

精子数が少ないというものと、精子の運動量が小さいというケースでは、特に漢方薬を使う意義があります。
ホルモン療法などの西洋医学的治療との併用もできますので、漢方を試す事を検討されると良いでしょう。
最終的に原因のよく判らないケースも全体の1~2割ありますが、これらも漢方薬を使う適用になります。

まずは病院で検査

上で書いた分類は、まず病院で精液の検査などを行なわないと診断できません。 
男性の場合、この病院での検査に精神的な抵抗を感じる方も多いですが、不妊の治療の為には必要な事なので、ぜひ実施してください。
そうしないと正しい治療方針が定まりませんし、漢方薬も効果があがらないことがありえます。

診断の目安

ご自分で睾丸に触れてみて簡単な診断の目安とする方法があります。

睾丸は長径4cmほどのボール状ですので、触れてみて大きさが親指の先程しかないような場合、機能不全をおこしている可能性が高いですし、左右の大きさが極端に不揃いの場合も同様です。
また、触れてみた時にしこりを感じたり、でこぼこを感じるようだと、静脈瘤などが疑われ、これが精管狭窄の原因になっている事も考えられます。
このような方はすぐに検査を行なって下さい。過去に性感染症に罹患した経験のある方は、現在は完治していても精管の癒着などをおこしている事があるので、これもまず検査が必要です。
上のようなタイプの異常は、精子の輸送管が物理的に狭窄または閉塞している事が多く、外科的治療の対象で漢方薬だけでは効果が望めない場合が多いので注意が必要です。

注意事項

精液の検査にご自宅で自己流に採取したものをいきなり病院へ持っていく方がいますが、これはいけません。
採取から時間がたってしまうと精子が死滅したり運動量が減少して正しい診断ができませんし、コンドームを用いて精液を採取すると、コンドームのゼリーに精子を殺傷する成分が含まれている事があり、正確な検査ができません。
精液の採取の前には4~5日以上射精を控えておかないと、精子数が減りこれも検査結果が正確になりません。
まずは病院の指示に従って下さい。

 

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