更年期障害の女性

更年期障害の女性

更年期とは?

更年期を迎える女性は、人生の折り返し地点を迎え、健康を含めて、これからの人生をもう一度真剣に考えて見ることが重要です。
更年期とは、女性の人生の中で第二の転機といわれる年代です。
この年代の女性は、女性ホルモンのバランスの乱れが心身にさまざまな影響をあらわしてきます。
さらに、社会的には働き盛りで家庭や職場などでも、精神的、肉体的ストレスが多い時期でもあります。
更年期は、誰もが経験する加齢変化ですが、この時期を健康で過ごすことができれば、人生最大の難関を突破できたと考えられます。
そのためには、更年期の女性の体と心の変化について、自分自身を客観的に評価できる正確な知識を得ることが一番重要になります。

まず、更年期の体の変化を中心にまとめてみます。
これらを理解して、更年期を健康に乗り切って、これからの人生を充実させてください。

更年期は、人生の2度目の転機である。
現代は、人生80年と考えられますから、ちょうど人生の折り返し地点にいるわけです。
東洋医学(漢方薬・鍼灸など)の教えにもありますが、養生(ようせい)の法、自分の命を養う法を積極的に取り入れ、自分の健康は自分で守るという意志を固めましょう。

症状を防ぐ

日常生活では、栄養、休養、運動の健康三原則について積極的に学び、ライフスタイルを改善し、実践し、体の活力、精神の若さをいつまでも保ってください。
更年期症状が、すでに発現して、つらい場合は、遠慮なく、恥ずかしがらずに、専門の先生からのアドバイスを受けて、すぐに取り入れることです。
異常を初期のうちに見つけ、「未病を治す」ことが、一番重要です。
過労を防ぎ、栄養のバランスに気を配り、自然の生薬を原料とした、まったく安全な、漢方薬を服用することで、女性ホルモン、自律神経、代謝の基本的な3つのバランスを整え、大きな障害の予防を予防し、更年期のつらい症状を改善することが一番です。
こうすることで、更年期以降の人生、あなたの人間性が、もっともっと輝いていく年代を、より充実させることが可能になるはずです。

更年期症状の自己チェック

症状の程度(強、中、弱)に応じ、点数を入れ、その合計点をもとにチェックします。
症状無しの場合は加点無しとします。

1)ほてる 強10、中6、弱3

2)汗をかきやすい 強10、中6、弱3

3)冷えやすい 強14、中9、弱5

4)どうき、息切れ 強12、中8、弱4

5)不眠 強14、中9、弱5

6)怒りやすい、イライラしやすい 強12、中8、弱4

7)思い悩み、憂うつになる 強7、中5、弱3

8)頭痛、めまい、吐き気 強7、中5、弱3

9)疲れる 強7、中4、弱2

10)肩こり、腰痛、手足の痛み 強7、中5、弱3

更年期指数の自己採点の評価表

<0~25点>
異常なし
<26~50点>
食事・運動に注意
<51~65点>
更年期・閉経外来を受診
<66~80点>
長期の計画的な治療
<81~100点>
各科の精密検査、長期の計画的な対応

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