アレルギーと乳酸菌

アレルギーと乳酸菌

アレルギーについて

アレルギーという言葉は日常会話でもよく使われますが、どのような意味なのでしょうか?
「アレルギー」は、1996年オーストリアの小児科医のピルケ氏が提唱した言葉で、ギリシャ語の「奇妙な・変わった」を意味する「アロス」という語と、「働き・反応」を意味する「エルゴン」という語を合わせて作られた言葉です。
現在では、一般的に「生体が薬や食品などいろいろな刺激や接触に対して、異常に敏感になっている状態」をアレルギーといいます。
はしかなどの病気は、一度かかると二度とかかりません。
これは、体内に入った病原体のような異物(抗原)に対して、生体では自分を守るために抗体という蛋白質を作り、もう一度抗原が入ってくるとやっつけてしまうからです。
これを免疫反応とよんでいます。
しかし、時には異常な反応が起き、生体にとって不利益になることがあります。
これをアレルギー反応と呼んでいます。
アレルギー反応によって起きる病気には、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシーショック、自己免疫性溶血性貧血、全身性エリトマトーデスなどがあります。
アレルギー反応が起こりやすい体質の人の外部から抗原が侵入し、その抗原に対して抗体ができてアレルギー反応が起きるわけです。
アレルギー反応を起こさせる抗原をアレルゲンと総称しています。
アレルゲンには種々あり、その人その人によって異なります。

アレルギーのこわさ!

厚生労働省が行った「平成15年保健福祉動向調査」によると、なんらかのアレルギー症状を発症している人は、なんと約3人に1人もいるといわれています。
さらに、「また発症していないがアレルギー体質の人」もいるとすると現代では、日本人の過半数がアレルギー体質になっているとも考えられます。実際、花粉症などは、右肩上がりで激増しています。
アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹を主病変とする皮膚疾患です。
軽快と悪化を繰り返し、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など他のアレルギー疾患を併発しやすいという特徴があります。
アトピー性皮膚の多くは成長とともに軽快し、多くのお子さんは12~15歳の思春期までには治癒します。
しかし、最近では、成人のアトピー性皮膚炎の増加が問題となっています。
成人型のアトピー性皮膚炎は、小児期のものとは異なり、ダニやホコリ、カビ、食事性のアレルゲン以外に精神的なストレスが、悪化の大きな要因となっています。
成人の外来患者の場合、20~40%の方は精神的なストレスで症状が悪化しています。

アトピー性皮膚炎の成り立ち

ドライスキン→痒み、掻く→細菌やウイルス感染→アトピー性皮膚炎

アトピー素因→悪環境、食品、アレルゲン→アレルギー→アトピー性皮膚炎

薬の副作用ストレス→アトピー性皮膚炎 

ストレス→アトピー性皮膚炎 

アレルギーと乳酸菌

近年の研究により、アレルギーの解明が進み腸内細菌と免疫の関係が注目されてきています。
腸内には善玉菌と悪玉菌が生息し、常に双方が勢力争いを起こしています。
悪玉菌は、動物性脂肪・動物性たんぱく質を大好物としています。
これらを多くとり悪玉菌の勢力が拡大すると、人間にとって有害な成分が腸内にあふれ、腸内が腐敗し、免疫力が低下し、その害は全身におよび、アレルギー、病気、老化を促進させます。
アレルギーの子供の腸内には、乳酸菌が少ないともいわれています。
つまり、乳酸菌が増えれば、免疫反応のバランスが整い、アレルギーの発症を抑える事が期待できるのです。
また、一口に乳酸菌といっても種類はいろいろあります。
アレルギー疾患に強い効果があるのは、免疫バランス改善力を持った特定の乳酸菌です。
この種類の乳酸菌には、体内の免疫バランスを整え、体の内側から免疫力を高めることで、根本的なアレルギー体質の改善が期待できます。
「対症療法ではない身体の内側からのアレルギー等の体質改善を促す。」
そんな乳酸菌の持つ安心な効果が、今非常に注目されているのです。
なかでも、乳酸菌エンテロカッカスフェカリスFK-23菌抽出物は、アレルギーを改善することが学会でも報告されています。

乳酸菌エンテロカッカスフェカリスFK-23菌抽出物について

腸内環境を整える方法

腸内フローラについて(1)

腸内フローラについて(2)

腸内フローラについて(3