脳の老化、つまり痴呆を防ぐためには、常に刺激的な生活を送ることが望ましい。
厚生労働省の第1回社会保障関係審議会の中でも「ボケたおばあさんが化粧をすることによって、ボケも治って元気になった」という例も取り上げられ、病院や施設にも美容師を配置するなど心の活性化も必要であると発言されている。
これは、徐々に脳が萎縮していくアルツハイマー型痴呆症にもポジティブな考え方で、病状の悪化を促進するのは放置しておくことであり、心理的なケアは予防策の一つとなり得るという意味である。
また、1日中誰とも会話をしない、寝たきり、
このような生活環境を改善し、少しでも話し合うことのできる相手がいるだけでも脳は刺激を受けるという。
脳そのもののメカニズムは、まだまだ解明されていないことが多いが人間の脳は10%程度しか使われていないことはわかっている。
残りの90%は未使用であり、その有用性は未知数。トレーニング次第では、年齢を問わず脳を活性化することができると考えられている。
つまり、脳は使わないと老化が進むが、使えば使うほど発達してゆくというわけだ。
だが四六時中、刺激的な生活を続けていくことは難しいのが現実。
そこで健康食品によるサポートを考えたのが『ブレイン・フード』だ。
安直だがブレイン・フードを訳してみると脳の食品。つまり脳の栄養ということになるが、そもそも脳の栄養源とは一体何なのだろうか?
人間の身体は3大栄養素である脂肪・タンパク質・糖質が必要とされているが、脳だけをピックアップしてみると糖質を消化分解した形のブドウ糖のみがエネルギー源となっている。
つまりブドウ糖が不足すると、脳の働きは鈍くなるわけだ。